NY株式:ダウは33ドル高、経済指標やベージュブックを好感
[14/12/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
3日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は33.07ドル高の17912.62、ナスダックは18.66ポイント高の4774.47で取引を終了した。11月ADP雇用報告が市場予想を下回ったものの、11月非製造業景況指数が市場予想を上回ったことで堅調に推移。午後に公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)が、全ての地域で雇用が拡大したなど景気回復の継続を示す内容であったことから、引けにかけては上昇幅を広げる展開となった。ダウ平均株価は連日で史上最高値を更新。セクター別では、素材や商業・専門サービスが上昇する一方、家庭用品・パーソナル用品や電気通信サービスが下落した。
携帯端末メーカーのアップル(AAPL)が、年末商戦での同社製品需要が強いことを理由に一部のアナリストが楽観的な見方を示し、堅調推移。アパレル大手のアバクロンビー&フィッチ(ANF)は朝方発表した四半期決算が予想ほど悪化していなかったことで上昇。ゴールドマンサックスが買い推奨銘柄リストに加えたディスカウントチェーンのTJXカンパニー(TJX)が上昇した一方、投資判断を引き下げた百貨店のJCペニー(JCP)は軟調推移となった。
4日はECB(欧州中銀)理事会が予定されている。ドラギECB総裁が資産購入の対象をユーロ参加国の国債に広げる可能性を指摘していることで刺激策拡大への期待が高まっており、4日の相場動意材料として注目を集めている。
(Horiko Capital Management LLC)
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