前場に注目すべき3つのポイント〜データセクションなどが新規上場
[14/12/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
24日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:安倍長期安定政権への期待感が高まる可能性
■外資系証券の注文動向:差し引き420万株の買い越し
■前場の注目材料:データセクション<3905>が東証マザーズに新規上場(公開価格:520円)
■安倍長期安定政権への期待感が高まる可能性
☆日経225想定レンジ:上限18000円-下限17700円
24日の東京市場は買い先行の展開になろう。23日の米国市場では、NYダウが5営業日続伸となり終値で初の18000ドル台に乗せた。7-9月期GDP確定値が前期比年率5%増と、改定値の3.9%増から上方修正され、11年ぶりの高い伸び率となったことが好感された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の17850円、円相場は1ドル120円台後半で推移しており、主力株中心に買われることになりそうだ。
ただし、24日の欧米市場は短縮取引となり、25日はクリスマスで休場となる。そのため、商いは膨らみづらくなるため、買い一巡後はこう着感が強まる可能性もある。一方で、本日24日に特別国会が召集され、安倍総裁が首相に指名される見込み。第3次安倍内閣が発足する見通しであり、改めて安倍長期安定政権への期待感が高まる可能性がある。
個人主体になりそうであるが、政策関連などへの物色が強まりやすいほか、年末ラリーでの掉尾の一振を意識した物色意欲も高まりそうである。政策関連では、緊急経済対策に太陽光など再生可能エネルギーの普及拡大を目指す緊急対策を盛り込む方針を固めたと報じられている。蓄電池関連などに短期の値幅取りの動きがみられよう。そのほか、IPOでは綿半ホールディングス<3199>、ヨシックス<3221>、データセクション<3905>が上場する。過度な過熱はないとみられ、その分、初値形成後の動向が注目されよう。
■外資系証券の注文動向:差し引き420万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り590万株、買い1010万株、差し引き420万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
12月16日(火):470万株の買い越し
12月17日(水):170万株の売り越し
12月18日(木):640万株の売り越し
12月19日(金):670万株の買い越し
12月20日(月):340万株の買い越し
■前場の注目材料
・日本郵政、ゆうちょ・かんぽと来年9月上場へ
・MUTOH<7999>、東京農工大と金属3Dプリンター開発
・データセクション<3905>が東証マザーズに新規上場(公開価格:520円)
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
10:00 営業毎旬報告(12月20日現在、日本銀行)
<KO>










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