NY株式:ダウは65ドル高、雇用統計への期待高まる
[15/04/03]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
2日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は65.06ドル高の17763.24、ナスダックは6.71ポイント高の4886.94で取引を終了した。朝方発表された週間新規失業保険申請件数が約15年ぶりの低水準となったことで、3月雇用統計への期待が高まり、買いが先行。雇用統計の発表日である3日が祝日で、米国株式市場が休場となることから買戻しが入ったほか、2月製造業受注が前月から上昇したことも好感されたが、連休を前に手控える向きも多く、その後は小動きとなった。セクター別では、メディアや小売が上昇する一方で運輸やソフトウェア・サービスが下落した。
自動車販売のカーマックス(KMX)は好決算を発表して大幅上昇。不動産投資信託(REIT) のサイモン・プロパティ・グループ(SPG)は取締役会で最大20億ドルの自社株買いが承認されたことを発表し買われた。検索大手のグーグル(GOOGL)は、欧州委員会が独占禁止法違反で同社を提訴する準備を進めていることが報じられ下落した。ファストフードのマクドナルド(MCD)は、従業員9万人の時給引き上げを公表し、売られた。
3日はグッド・フライデーの祝日で米国株式相場は休場となる。同日発表される雇用統計では非農業部門雇用者数24万5千人増、失業率は5.5%が予想されている。
(Horiko Capital Management LLC)
<KO>










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