今日の為替市場ポイント:米FOMC会合結果を待つ状況でドルはもみあう展開か
[15/04/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日のドル・円相場は、東京市場では118円99銭から119円20銭まで推移。欧米市場でドルは一時118円78銭まで下落し、118円86銭で取引を終えた。
本日29日のドル・円は119円前後で推移か。日本時間30日未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果を確認する必要があることから、ドルは119円前後でもみあいを続ける見込み。
28日発表された4月の米消費者信頼感指数は95.2となり市場予想の102.2と3月実績の101.4を下回った。市場関係者の間からは、雇用と所得の先行きに対する期待はやや後退しているのではないか?との声が聞かれている」
4月消費者信頼感指数における6か月予想では、雇用や所得の減少を予想している割合が3月よりも増えている。雇用改善への期待が後退した場合、個人消費の動向にも影響を与える可能性がある。4月の消費者信頼感指数が予想を大きく下回ったことでNYダウは一時100ドル超下げる場面もあったが、一部企業の利益見通しの引き上げなどを好感して最後は上昇したが、早期利上げ観測の後退も株価を下支えしたとの見方が少なくない。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果は日本時間30日午前3時に発表される。声明は、ややハト派的な内容になるとの声が聞かれているが、利上げ開始時期は9月以降になるとの観測が広がった場合、米国株は上昇してもドルは弱含みとなる可能性がある。
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本日29日のドル・円は119円前後で推移か。日本時間30日未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果を確認する必要があることから、ドルは119円前後でもみあいを続ける見込み。
28日発表された4月の米消費者信頼感指数は95.2となり市場予想の102.2と3月実績の101.4を下回った。市場関係者の間からは、雇用と所得の先行きに対する期待はやや後退しているのではないか?との声が聞かれている」
4月消費者信頼感指数における6か月予想では、雇用や所得の減少を予想している割合が3月よりも増えている。雇用改善への期待が後退した場合、個人消費の動向にも影響を与える可能性がある。4月の消費者信頼感指数が予想を大きく下回ったことでNYダウは一時100ドル超下げる場面もあったが、一部企業の利益見通しの引き上げなどを好感して最後は上昇したが、早期利上げ観測の後退も株価を下支えしたとの見方が少なくない。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果は日本時間30日午前3時に発表される。声明は、ややハト派的な内容になるとの声が聞かれているが、利上げ開始時期は9月以降になるとの観測が広がった場合、米国株は上昇してもドルは弱含みとなる可能性がある。
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