ここからもう一段高をみせられるかに注目【クロージング】
[15/05/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
13日の日経平均は4営業日続伸。139.88円高の19764.72円(出来高概算27億9000万株)で取引を終えている。12日の米国市場は世界的な国債利回りの上昇や、欧州株の下落を受けて売りが先行した。NYダウ、ナスダックともに下落し、シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の19530円となるなか、朝方は利益確定の売りが先行した。
ただし、寄り付き直後に19494.70円と19500円を下回る局面をみせたものの、その後は下げ渋りをみせるなか、プラス圏を回復。後場に入ると先物主導によるインデックス買いが断続的に入るなか、大引けに掛けて上げ幅を拡大させていた。
もっとも、インデックス買いによる影響が大きいため、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>辺りのインパクトが大きい。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗している。セクターでも非鉄金属、その他製品、金属、鉱業、鉄鋼、石油石炭などが強い半面、パルプ紙、保険、ゴム製品、銀行などの弱さが目立っている。
日経平均は25日線を捉えてきているが、ここからもう一段高をみせられないと、需給にしこりを残す可能性がある。個別でみてもようやく25日線を捉えてきている銘柄も目立っており、ここからの一段高によって資金回転が利いてくるだろう。
物色については決算を手掛かりとした個別対応のほか、セクター等をみると、出遅れ割安へのリバランスが起きている状況である。
<AK>









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