日経平均は5日線と25日線とのレンジ内での推移【クロージング】
[15/05/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
14日の日経平均は5営業日ぶりに反落。194.48円安19570.24円(出来高概算25億7000万株)と4日ぶりに終値で19600円を割り込んで取引を終えている。13日の米国市場ではまちまちの動きだったが、小売売上高が予想を下回るなど景気減速懸念が重石に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円安の19635円となり、日経平均はこれにさや寄せする格好から売りが先行した。その後は19700円を回復する局面もみられるなど、押し目買い意欲の強さが目立っていたが、欧米市場での金利上昇などを警戒する流れから、先物主導で下げ幅を拡大させる局面もみられた。
結局のところ、日経平均は5日線と25日線とのレンジ内での推移が続いており、決算発表が本格化する中ではトレンドが出難い需給状況であろう。買い方にしてみれば25日線に上値を抑えられた格好だが、売り方にとってみれば5日線を大きく割り込めなかった格好である。
物色については引き続き決算を手掛かりにした個別対応となる。また、決算と同時に自社株買いを発表する企業なども多く、株主還元策を手掛かりにした物色も強まりやすい。
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