今日の為替市場ポイント:欧米株高でリスク回避の円買い縮小も
[15/05/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
14日のドル・円相場は、東京市場では119円34銭から118円89銭で軟調推移。欧米市場でドルは119円34銭まで反発し、119円20銭で取引を終えた。
本日15日のドル・円は主に119円台前半で推移か。欧米株高を意識してリスク回避的な円買いはやや縮小する見込み。
14日の欧米主要国の株価は全面高となった。欧州中央銀行(ECB)による量的緩和策は予定り実行されることが再確認されたことや米国の利上げ時期は先送りされるとの見方が広がったことが株高につながったようだ。
ただし、米国経済は早期利上げを許容できる状態ではないとの意見も出ており、米国株のさらなる上昇は難しいとの声が聞かれている。市場関係者の間では、利上げ開始時期を先送りしてもインフレが著しく進行する可能性は低いとの見方が多いようだが、リスク資産の価格が過度に上昇することに対する懸念は存在している。
今年後半には米国の債務上限問題に対する懸念が再び高まる可能性があることから、株式市場やドルの先行きについて予断を許さない状態が続くことになりそうだ。
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