三菱UFJの自社株買い発表が相場全体のムード改善に【クロージング】
[15/05/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
15日の日経平均は反発。162.68円高の19732.92円(出来高概算25億4000万株)で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁の金融緩和策の継続に関する発言を好感した欧州市場の上昇の流れを引き継ぐ格好となり、買い先行の展開となった。
買い一巡後はこう着感が強まるなか、上げ幅を縮める局面もみられた。しかし、後場半ばに三菱UFJ<8306>が約1000億円規模の自社株買い方針を発表。これをきっかけに動意をみせるなか、相場全体への波及にもつながった格好である。
日経平均はチャート形状で5日線と25日線とのレンジ推移が続いている。ただ、5日線の切り上がりに伴って下値を切り上げているため、形状としてはミニ三角もち合いを形成している。煮詰まり感が台頭するなか、決算がピークを通過したことで、機関投資家による資金流入が期待される。さらに、週明けの野村の大型投信設定や、週半ばには日銀の金融政策決定会合への思惑から、日経平均のリバウンドが意識されてきそうだ。
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