英ポンド週間見通し:インフレ率低迷の思惑も
[15/05/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■上昇、雇用情勢改善で利上げへの思惑広がる
先週のポンド・円は上昇。雇用情勢が改善したことや、英中銀インフレ報告でタカ派的なインフレ見通しが示されたことがポンド高につながった。英国中央銀行による早期利上げ観測が再浮上した。ただし、英中銀のカーニー総裁がポンド高に対する懸念を表明したことで対円レートの上げ幅はやや縮小した。取引レンジは184円58銭-188円62銭。
■弱含みか、インフレ率低迷の思惑も
今週のポンド・円はもみあいか。4月消費者物価コア指数は前年比1.0%と予想されており、インフレ鈍化の可能性が残されていることが意識されそうだ。利上げ観測が後退した場合、ポンドは伸び悩む可能性がある。ただし、日本の機関投資家による英国債投資への期待は残されており、対円レートが大幅に下落するとの見方は少ないようだ。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・19日・4月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.0%、3月:+1.0%)
・19日・4月コア生産者物価指数(産出)(予想:+0.1%、3月:+0.1%)
・20日・英中銀金融政策決定会合議事録(5月開催分)
・21日・4月小売売上高(前月比予想:+0.3%、3月:-0.5%)
予想レンジ: 185円00銭-190円00銭
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