今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇などを意識してドルは下げ渋る見込み
[15/05/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
18日のドル・円相場は、東京市場では119円27銭から119円77銭で堅調推移。欧米市場でドルは一時120円04銭まで上昇し、119円97銭で取引を終えた。
本日19日のドル・円は120円前後で推移か。米長期金利の上昇や米国株高を意識して、ドルは底堅い動きを続ける見込み。
18日の欧米市場では、長期金利の上昇や米国株高を背景にドルが主要通貨に対して買われる展開となった。シカゴ地区連銀のエバンス総裁は18日、「経済に勢いがあれば6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを検討する可能性がある」と指摘したことも意識されたようだ。
エバンス総裁自身は、利上げは2016年序盤が望ましいと考えているが、総裁が6月のFOMCで利上げが検討される可能性があると指摘したのは、米国経済は特に悪化していないことを市場に伝えたいからではないかとみられている。
利上げ開始時期は経済情勢次第であることから、インフレや雇用に関する経済指標の内容次第で利上げ時期を巡る市場の思惑は大きく変わる可能性がある。株式、為替相場が乱高下するケースは今後増えるかもしれない。
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