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19日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は13.51ドル高の18312.39、ナスダックは8.40ポイント安の5070.03で取引を終了した。4月住宅着工件数・建設許可件数が市場予想を上振れたものの、小売大手の冴えない決算を受け、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。欧州中央銀行（ECB）理事の発言を受けて欧州株が全面高となったことで、米国株も上昇する場面もあったが、引けにかけて下落に転じた。ゴールドマン・サックスが原油価格の見通しを引き下げたことで、エネルギー関連株も売られた。セクター別では、銀行や消費者・サービスが上昇する一方でエネルギーや食品・生活必需品小売が下落した。

アパレル小売のアーバンアウトフィッターズ（URBN）は、昨日発表された決算内容が嫌気され急落。ディスカウントストアのウォルマート(WMT)も決算内容が市場予想を下回り、軟調推移。一方で、カード決済ネットワークのマスターカード(MA)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇。コーヒーチェーンのスターバックス（SBUX）は、音楽ストリーミングサービスのスポティファイとの提携が報じられ、買われた。

明日は、FOMC議事録が公表される。4月の会合では1-3月期の景気減速は一時的要因によるものと判断されたが、4月末時点での利上げ開始を巡る議論に注目が集まるだろう。



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