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■NY金先物
安値：1,201.90ドル
高値：1,232.80ドル
終値：1,204.90ドル
前週末比（騰落率）：-1.75％

■下落、米インフレ上昇でリスク回避の金買い縮小

NY金先物は下落。米インフレ上昇や主要通貨に対するドル高が進行したことが要因。ギリシャの債務協議の難航や原油相場の反発を意識した買いが入る場面もあったが、週後半はドル高と長期金利の上昇に対する警戒感が高まり、リスク回避的な金買いは段階的に縮小した。


■上げ渋りか、ドル高継続に対する警戒感残る

想定レンジ：1,180.00〜1,230.00ドル

NY金先物は上げ渋りか。米利上げ先送り観測が後退したことで上値は多少重くなる可能性がある。ドル高・ユーロ安が継続する可能性があることも、金先物相場の反発を抑える要因となりそうだ。ただし、米国の主要経済指標が予想を下回った場合、リスク回避の金買いがやや強まる可能性は残されている。



＜TN＞