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前場に注目すべき3つのポイント〜ITバブル高値更新へ、直近調整幅リプレイスなら21200円辺りを意識

注目トピックス 市況・概況

24日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:ITバブル高値更新へ、直近調整幅リプレイスなら21200円辺りを意識
■外資系証券の注文動向:差し引き290万株の買い越し
■前場の注目材料:エコノス<3136>が札証アンビシャス、中村超硬<6166>が東証マザーズに新規上場


■ITバブル高値更新へ、直近調整幅リプレイスなら21200円辺りを意識

24日の東京市場は、短期的な過熱感を警戒しつつも、堅調な相場展開が続きそうである。23日の米国市場は引き続きギリシャ救済合意が視野に入ってきたとの楽観的な見方から上昇。ナスダックが連日で最高値を更新している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の20890円だった。円相場は1ドル123円95銭辺りと、やや円安に振れて推移している。

シカゴ先物にさや寄せする格好から、日経平均は2000年のITバブル高値(20833.21円)を捉えてくることになりそうだ。さすがに高値更新でいったんは達成感が意識されやすいだろう。ただし、ギリシャについては、欧州連合は24日にもユーロ圏財務相会議で大筋合意し、25-26日に予定されているEU首脳会議で最終的な承認を得られれば、さらにリスクオンの状況になる。

また、政府の成長戦略「日本再興戦略」の素案が伝えられているが、月内に発表される成長戦略への期待感も高まるほか、株主総会集中で企業の変化への期待なども株価押し上げ要因になりやすい。また、足元の調整でキャッシュポジションが積み上がっていたと見られる一方で、直近の急伸では参加しづらい状況。

そのため、ITバブル高値更新後も達成感にはつながらない可能性が高そうだ。直近の調整幅をリプレイスした21200円辺りや96年7月以来となる22000円なども次第に意識されてくる可能性がある。物色としては短期的な過熱感が警戒されるとなると、相対的な出遅れとして銀行株には引き続き関心が集まる。日経平均のITバブル高値更新を受けて、証券株などの業績期待が高まろう。その他、長期低迷している低位材料株なども、リスクオンの流れが波及しよう。テーマとしてはTPP、自動運転などに注目。
(村瀬 智一)

■外資系証券の注文動向:差し引き290万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り940万株、買い1230万株、差し引き290万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月17日(水):360万株の売り越し
6月18日(木):400万株の買い越し
6月19日(金):290万株の売り越し
6月22日(月):370万株の買い越し
6月23日(火):60万株の買い越し

■前場の注目材料

・米パイプライン業界、エネルギー安で再編の波
・自動運転実用化へ 国内メーカーが共同開発
・エコノス<3136>が札証アンビシャス、中村超硬<6166>が東証マザーズに新規上場


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨公表(5月21日-22日開催分)

<海外>
・17:00 独・6月IFO企業景況感指数(予想:108.1、5月:108.5)



<SY>

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