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前場に注目すべき3つのポイント〜米株安は想定内、利食い先行後はテーマ株物色で底堅く

注目トピックス 市況・概況

24日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:米株安は想定内、利食い先行後はテーマ株物色で底堅く
■外資系証券の注文動向:差し引き110万株の売り越し
■前場の注目材料:昨日決算発表の信越化学<4063>に投資判断格上げの動きも


■米株安は想定内、利食い先行後はテーマ株物色で底堅く

24日の東京市場は米株安の流れを受けて売りが先行しようが、その後は底堅い展開が期待される。23日の米国市場は、予想を上振れた経済指標が材料視されるものの、キャタピラーや3Mの下方修正等が嫌気されていた。これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の20570円となり、東京市場も売りが先行することになろう。

また、決算発表が本格化してきており、米国同様、決算内容を見極めたいとの模様眺めムードも強まりやすく、方向感は掴みづらいだろう。商いも膨らみづらく、指値の薄い中を、先物主導によるインデックス売買に振らされやすい状況ではある。

ただし、昨日のコマツ<6301>の弱い値動き等をみても、キャタピラーの下落については織り込み済みの面はある。また、半導体メモリー大手サンディスクの予想上回る決算により、半導体関連への支援材料になる。

その他、米株安が重石となるものの、訪日客の増加を背景に小売を中心とした内需系には、インバウンド関連への物色が根強い。その他のテーマ性では、24日からアメリカ・ハワイで環太平洋経済連携協定(TPP)の首席交渉官会合が開かれる。課題は山積みながらも進展への期待から、自動車部品や食品関連への手掛かり材料になるだろう。

また、政府は23日の国家安全保障会議(NSC)で、イージス艦用表示装置の共同生産に向け、米国にソフトウェアと部品を輸出することを決めた。防衛関連への物色も意識されそうだ。日本経済新聞社によるフィナンシャル・タイムズ・グループ買収報道を受けて、メディア関連等も注目されよう。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き110万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1630万株、買い1520万株、差し引き110万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

7月16日(木):130万株の買い越し
7月17日(金):250万株の買い越し
7月21日(火):290万株の買い越し
7月22日(水):510万株の買い越し
7月23日(木):220万株の買い越し


■前場の注目材料

・米キャタピラー、4-6月期は減収減益
・政府、イージス艦部品 対米輸出へ
・昨日決算発表の信越化学<4063>に投資判断格上げの動きも


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 前週分対外対内証券売買

<海外>
・10:45 中・7月HSBC製造業PMI速報値(予想:49.7、6月:49.4)



<SY>

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