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来週の相場で注目すべき3つのポイント:米中首脳会談、iPhone6s発売、中間期末

注目トピックス 市況・概況
■株式相場見通し

予想レンジ:上限18400-下限17700円

来週はシルバーウィークとなるため、国内は24日、25日の2日間のみの取引となる。休みの間には22日に、8月の中国の景気先行指数、23日には9月の中国の財新製造業PMI(速報値)、9月のユーロ圏製造業PMI(速報値)、EU首脳会議などが予定されている。連休明け24日には9月の独Ifo景況感指数、25日に米中首脳会談が行われる。

連休中の海外市場の動向に振らされることになろうが、一先ずFOMCが通過したことから、目先は国内に関心が向かいやすくなる。安保法案可決後は改めて経済対策などに関心が集まりやすいほか、日銀の追加緩和期待なども高まりやすいだろう。

また、イベントとしては25日には米アップルの新型iPhone「6s」シリーズが発売されるため、販売状況を受けて関連銘柄なども注目されそうだ。米利上げ先送りで為替相場が円高に振れやすいなかでは、内需系にシフトしやすい面もあろう。米中首脳会談を控え、資源や素材などの動向も注目。その他、中間期末になるため、配当志向の物色も注目されそうである。



■為替市場見通し

来週のドル・円は、伸び悩みか。17日に行われたイエレンFRB議長の会見では、中国経済が急速に悪化するリスクやゼロ金利をしばらく維持する可能性があるとの見方が示されており、市場関係者の間では利上げ開始は12月になるとの見方が一般的。年内利上げなしの予想も増えているようだ

また、米国景気の順調な回復や持続的な成長に対する懐疑的な見方が一部で浮上しており、年内利上げの可能性は残されているものの、日米金利差の急速な拡大を想定したリスク選好的なドル買いは抑制されるものとみられる。


■来週の注目スケジュール

9月21日(月):独生産者物価指数、米中古住宅販売件数、など
9月22日(火):米FHFA住宅価格指数、ユーロ圏消費者信頼感指数速報値など
9月23日(水):中財新製造業PMI速報値、仏GDP速報値、独製造業PMI、米製造業PMIなど
9月24日(木):コンビニエンスストア売上高、独IFO景況感指数、米・耐久財受注など
9月25日(金):消費者物価コア指数、米4+6月GDP確定値、米ミシガン大学消費者信頼感指数確定値など



<TM>

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