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新興市場見通し:需給改善期待を背景に、年末年始はリバウンド期待高い

注目トピックス 市況・概況
先週の新興市場は、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに連日の下落となった。海外投資家不在で日経平均の上値も重かったが、相対的に新興市場の下げ幅は大きくなっている。これは、週末に実質年内最終売買日を控えるなか、個人投資家による節税対策としての損失確定を目的とした換金売りが増加、比較的、新興市場にはこの影響が大きくなったことが背景として挙げられる。なお、週間の騰落率は、日経平均が-1.1%であったのに対して、マザーズ指数は-5.5%、日経ジャスダック平均は-3.0%だった。

個別では、米マクドナルドが保有株の売却を検討と報じられたマクドナルド<2702>が10%超の大幅安となる。時価総額上位銘柄では、サイバーダイン<7779>やそーせいグループ<4565>は堅調だったものの、ミクシィ<2121>、タカラバイオ<4974>、セリア<2782>などが軟調となった。インフォテリア<3853>、セレス<3696>、ラクーン<3031>などは直近上昇の反動で利益確定売りが優勢になった。また、前週に上場したダブルスタンダード<3925>、ミズホメディー<4595>などにも手仕舞い売りが優勢になっている。一方で、トレイダーズ<8704.T>は提携先のLiquidに対する伊藤忠<8001>の出資を材料視で急伸。メッセージ<2400>は損保JPNK<8630>が公開買い付けの実施を発表、TOB価格にさや寄せする動きとなった。自動運転関連のテーマ性でアイサンテクノ<4667>が人気継続、Fベンチャー<8462>も賑わった。先週は7社が新規上場を果たす。各社ともに公開価格を上回る初値を示現したが、とりわけ、プロパティエージェント<3464>、ソネット・メディア<6185>は2倍以上の水準となった。ソーシャルワイヤー<3929>も順調な初値形成に。ケイアイスター不動産<3465>、一蔵<6186>の2部上場銘柄の初値は相対的に抑えられた。

年末から年始にかけての新興市場は、需給改善期待を背景に、リバウンドに転じる可能性が高いと考える。個人投資家の節税対策の売りは先週末で一巡するほか、IPOラッシュ通過による換金売りニーズなども弱まることになる。例年、年末年始には新興市場銘柄の関心が高まりやすくなるが、今回は先週末までの反動も重なって、一段とリバウンド狙いの動きが強まる可能性は高いといえよう。

需給要因を中心に、直近で調整色が強まった銘柄群のリバウンドが最も関心を集めよう。また、IPOの空白期間に入ることで、直近IPO銘柄などにも期待感は高まりやすくなると考える。フィンテック、民泊、自動運転関連など、今年期待される注目テーマに関連した銘柄群なども、新春相場にはあらためて注目が向かう可能性も高いといえよう。ほかでは、小売り企業などの決算発表が本格化することで、インバウンド関連などへの見直しの動きにも注目したいところだ。

さて、2015年のIPO社数は92社となり、2014年の77社から15社増加した。最も注目された案件は、日本郵政グループ3社であったとみられるが、これを除くと公開規模1000億円を超える案件はなかった。一方、公開価格に対する初値のパフォーマンスでは、ロゼッタ<6182>、アイリッジ<3917>、ネオジャパン<3921>と、公開価格の5倍を超える初値を付けた案件が3銘柄あった。中村超硬<6166>などはセカンダリーでの好パフォーマンスが目立った。




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