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欧米為替見通し:思惑先行でカナダドル、豪ドルが意外高となる可能性も

注目トピックス 市況・概況
今晩の欧米外為市場では、原油価格を睨んだ展開となり、カナダドル、豪ドルなど資源通貨の動向に注目が集まりそうだ。17日にドーハで開催される産油国間会合への思惑が動意材料となる。カナダドル、豪ドルともに昨日から反発基調を強めていることから、ドル、ユーロよりも投資家の関心は高いと言えよう。

12日のNY原油先物は大幅な続伸となり42.25ドルまで上昇した。ロシアの通信社が「ロシアとサウジアラビアが原油増産凍結で合意」と伝えたことをきっかけに、17日のドーハで開催される産油国間会合に向けた価格下支え期待による原油の買いが急速に強まった。その後、ロシア政府が、「イランに関係なくドーハ合意の希望はある」と表明した。足元、イランが出席するかどうかが不透明要因だったものの、仮に欠席となってもそれなりの結果が期待できるとの見方が浮上したことも買い要因となった。目先は、本日の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が原油価格の動意材料となろう。

昨日の上昇を受けて、原油価格は14年8月以降、上値抵抗ラインとして意識されていた200日移動平均線を上抜けている。時間外取引で1バレル41.5ドル辺りとやや下落しているが、まだ200日移動平均線を維持。長い下げトレンドの末、1バレル30ドル台を割り込んだ原油価格だが、1月、2月の安値でダブルボトムを打ったとの見方ができよう。一部市場関係者は「原油価格のトレンドが好転すれば、カナダドル、豪ドルのボラティリティは他の主要通貨よりも高まる」と指摘。17日のドーハ会合でひっくり返される可能性は残っているが、思惑先行で両通貨が意外高となる可能性もある。なお、カナダ銀行が政策金利を発表するが、市場コンセンサスは0.5%の据え置きとなっている。


【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・2月鉱工業生産(前月比予想:-0.5%)
・21:30 米・3月小売売上高(前月比予想:+0.1%)
・21:30 米・3月生産者物価指数(前月比予想:+0.2%)
・23:00 米・2月企業在庫(前月比予想:-0.1%、1月:+0.1%)
・23:00 カナダ銀行が政策金利発表(0.50%に据え置き予想)
・02:00 米財務省10年債入札(200億ドル、リオープン)
・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)



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