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インデックスに振らされやすいが下は売り込みづらく【クロージング】

注目トピックス 市況・概況
19日の日経平均は大幅に反発。598.49円高の16874.44円(出来高概算20億9000万株)で取引を終えた。前日の米国株式相場が上昇し、原油相場の下げの影響が限られたことが好感され、自律反発の流れが強まった。為替市場では追加緩和期待が高まるなかで1ドル109円台と円安に振れて推移していたことも買い安心感につながった。前日に下げが目立っていた銀行や輸出関連がけん引する格好。16500円を回復して始まると、その後は上げ幅を広げ、大引け間際には16900円を回復する場面もみられた。

セクターでは33業種全てが上昇しており、銀行が5%超の上昇。海運、保険、非鉄金属、電気機器、輸送用機器、機械、証券、精密機器、ガラス土石が強い。一方で、前日に唯一上昇していた建設は、利食い優勢で小幅な上昇だった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の9割を占めていた。

今日もインデックスに絡んだ商いの影響が大きかった。価格帯別売買動向では、商いが膨れている16000-16200円辺りを支持線に切り返しており、抵抗となる16900-17100円レベルに接近している。再び抵抗線突破を試す流れになりそうであるが、インデックスに振らされやすく、今晩の原油相場のほか、本格化する米決算などを睨みながらの展開になりそうだ。

もっとも、熊本地震の影響により、4月28日の日銀金融政策決定会合では、追加緩和策が出ることが予想されている。5月の伊勢志摩サミットの議長国でもあることから、円売り介入はしにくいと考えられるが、足元で109円近辺での底堅さが意識されてくるようだと、先行きのトレンド転換が意識されてくる。そうなると、輸出関連などへの買戻しも次第に意識されてくることになりそうであり、下は売り込みづらくなるだろう。4月下旬から決算発表が本格化してくるが、アク抜けを意識したスタンスになりそうだ。



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