円高による減益はアク抜けがコンセンサスになるか【クロージング】
[16/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
27日の日経平均は4日ぶり反落。55.42円安の17336.42円(出来高概算17億株)で取引を終えた。日米決算が本格化する中、26日の米国市場は高安まちまちだったほか、原油相場が下落していることもあり、利食い先行で始まった。キヤノン<7751>、LINE<3938>、任天堂<7974>が売り気配からのスタート。アドバンテスト<6857>、オリックス<8591>が買い気配から始まるなど、決算内容を受けた物色に。
その後、17400円に乗せる場面もみられたが、本格化する決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強く、結局は17300円を挟んでの狭いレンジ取引だった。もっとも、売り気配で始まった任天堂が、その後切り返しをみせるなどアク抜けも意識されやすく地合いはそれ程悪くないようだ。
物色の柱が定まりづらく、決算を手掛かりとした日替わり物色が続こう。週末要因のほか、OPEC総会を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられやすい。ただし、任天堂の動きを見る限り、円高による減益は織り込み済みであり、売り一巡後のアク抜けを意識した物色がコンセンサスになる可能性がありそうだ。
<AK>
その後、17400円に乗せる場面もみられたが、本格化する決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強く、結局は17300円を挟んでの狭いレンジ取引だった。もっとも、売り気配で始まった任天堂が、その後切り返しをみせるなどアク抜けも意識されやすく地合いはそれ程悪くないようだ。
物色の柱が定まりづらく、決算を手掛かりとした日替わり物色が続こう。週末要因のほか、OPEC総会を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられやすい。ただし、任天堂の動きを見る限り、円高による減益は織り込み済みであり、売り一巡後のアク抜けを意識した物色がコンセンサスになる可能性がありそうだ。
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