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11時時点の日経平均は4日ぶり反発、小野薬が5%超の上昇

注目トピックス 市況・概況
11時00分現在の日経平均株価は19445.68円(前日比49.04円高)で推移している。26日の米国市場はクリスマスの振替祝日で休場だった。市場参加者が限られるなか、円相場が1ドル=117円前半で推移していることもあり、日経平均はやや売りが先行して43円安でスタートした。ただ、本日が年内受渡の最終売買日となり、明日からは個人の節税対策売りも通過するとみられている。また、前日までの下落で自律反発も意識されやすく、寄り付き後の日経平均はプラスに切り返している。

個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>などが堅調で、トヨタ自<7203>は小高い。また、がん免疫薬「オプジーボ」を17年度中に胃がん治療向けでも国内販売を始める方針と伝わった小野薬<4528>は5%超の上昇で推移しており、東京個別<4745>や大有機化<4187>とともに東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、前日買われていた任天堂<7974>やディーエヌエー<2432>のほか、キヤノン<771>、東京海上<8766>、JT<2914>などがさえない。また、原発事業での特別損失計上見通しが報じられた東芝<6502>が東証1部の売買代金・下落率トップで、その他アトラ<6029>、ティアック<6803>などが下落率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)


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