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3日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は8.01ドル高の20957.90、ナスダックは22.82ポイント安の6072.55で取引を終了した。アップル(AAPL)の決算で、iPhone販売台数が予想を下振れたことで、売りが先行。しかし、連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を控えて下値は限られた。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利は据え置かれた。1-3月期の米経済減速は一過性なものとし、労働市場の堅調さが強調されたほか、インフレ目標の達成に楽観的な見通しを示した。発表後に下げ幅を縮小したものの、利上げ時期やバランスシートの縮小計画について言及されず、相場全体を押し上げるには至らなかった。セクター別では、自動車・自動車部品や銀行が上昇する一方でメディアや不動産が下落した。

ダイエット関連のウェイト・ウォッチャーズ（WTW）は加入者数の増加で決算が予想を上回り、大幅上昇。自動車部品メーカーのデルファイ・オートモーティブ(DLPH)は、パワートレイン（動力伝達装置）事業のスピンオフを発表し、堅調推移。ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)は決算内容が好感され、買われた。一方で、クーポン共同購入サイトのグルーポン（GRPN）は決算で売上高が予想を下振れ、大幅下落。通信大手スプリント(S)は契約者数の減少が嫌気され、売られた。

SNSのフェイスブック(FB)はマーケット終了後に1-3月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。

Horiko Capital Management LLC



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