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11時00分現在の日経平均株価は20300.92円（前日比62.19円安）で推移している。前日の米国市場では、税制改革案を受けた株価上昇が一服し、その実現性や影響を見極めたいとの思惑から上値の重い展開となった。堅調な経済指標が確認されたものの、相場への影響は限定的であった。為替相場が円高方向に振れて推移していることなどを受けて、本日の日経平均は売り先行となった。しかしその後は、足元の政策期待の高まりや海外勢による買い観測などが相場を下支えする展開となっている。

値下がり率上位には、クロップス<9428>やハイデイ日高<7611>、アグロカネショウ<4955>が大幅上昇となった。一方で、値上がり率上位には、今期業績見通しの上方修正や増配が材料視されたVコマース<2491>のほか、北沢産業<9930>やエス・サイエンス<5721>が並んだ。売買代金上位では、日本郵政<6178>、リクルートHD<6098>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>、ニトリ<9843>、ファナック<6954>、昭和電工<4004>が下落。一方で、東京エレクトロン<8035>、ソニー<6758>、アルプス電<6770>、武田薬<4502>、小野薬<4528>、キーエンス<6861>は上昇している。コーセー<4922>は、上半期業績の上振れ観測報道が好感された。





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