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欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い展開か、2018年を暗示する相場に

注目トピックス 市況・概況
今日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い展開を予想したい。前日のドル全面安の後遺症が残るなか、材料も乏しくドルの買い戻しは限定的となる見通し。対照的に、欧州の経済指標が堅調となればユーロには買い余地が生まれよう。政治リスクの後退でユーロ高に振れやすい来年の相場を示唆する可能性がある。

ドル・円は、米税制改革の法案成立以降も続いていたドル買いが後退し、前日は全面安となり112円台に水準を切り下げた。NY市場では、先週分新規失業保険申請件数で雇用情勢改善の継続が示されなかったため、ドル買いに慎重になった。その後発表された12月シカゴ購買部協会景気指数の予想上振れは好感されたものの、113円台への回復は見送られ、本日のアジア市場でも112円後半を中心とした値動きが続いた。

今晩の海外市場では、22時発表のドイツの12月消費者物価指数(CPI)速報値が材料視されるだろう。市場コンセンサスは、11月の前年比+1.8%を下回る+1.5%。ただ、ドルに買いが入りづらい地合いのため、ドイツCPIが予想上振れならユーロ選好地合いとなる可能性はあろう。ユーロ・ドルは足元1.19ドル台に強含み、今年6月以降のレジスタンス・ラインとして意識される1.20ドル台の回復に挑む。また、ユーロ買いの地合いでユーロ・円が節目の135円を上抜けられれば、ドル・円の押し上げにもつながる。

今年最大の注目イベントとなった4月から5月にかけてのフランス大統領選は、市場の思惑通り中道左派系のマクロン氏がポピュリズム政党のルペン党首を下した。9月のドイツ議会選では極右政党が躍進したものの、メルケル政権は存続の方向。また、来年3月のイタリア総選挙は、ポピュリズム政党の単独政権発足は困難とみられる。2018年に向け欧州政治の警戒感が弱まり、ユーロ買いに振れる公算が大きい。反面、来年11月の米中間選挙では与野党逆転が見込まれ、ドルは買いづらい。そうした相場を暗示する展開となるかもしれない。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・11月マネーサプライM3(前年比予想:+4.9%、10月:+5.0%)
・22:00 独・12月消費者物価指数速報値(前年比予想:+1.5%、11月:+1.8%)
・英、独は短縮取引。ブラジルは休場




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