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米国株見通し:一般教書演説通過で自律反発期待も

注目トピックス 市況・概況
S&P500先物 2833.00(+8.50) (20:45現在)
ナスダック100先物 6959.25(+17.75) (20:45現在)

20:40時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。また、NYダウは80ドル高程度で推移。欧州市場は小幅ながら高安まちまちで推移している。原油相場は小幅に下落して推移している。この流れを受けて、31日の米株式市場は自律反発が意識されそうだ。

30日の米株式市場は世界的な金利上昇への警戒感からポジションを手仕舞う動きが散見され、終日軟調推移となった。原油相場の下落が嫌気されたほか、今晩のトランプ大統領による一般教書演説の内容を見極めたいとの思惑も広がった。

原油相場が弱含みで推移しており、戻りの鈍さが嫌気されそうだが、一先ず一般教書演説が通過したこともあり、直近の大幅な下げに対する自律反発は期待される。トランプ米大統領は一般教書演説で、道路や鉄道、橋といったインフラ整備に総額で少なくとも1兆5000億ドル(約163兆円)を投じる目標を示した。従来の目標から5割上積みしている。想定内であるが、市場がこの辺りを材料視してくるかが注目される。

もっとも、原油安のほか、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする模様眺めムードも高まりやすく、戻り待ちの売り圧力も警戒されそうだ。そのほかイベントではコーニング、マクドナルド、ファイザー、AMD、サンタンデール銀行の決算が予定されている。



<KK>

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