今日の為替市場ポイント:欧米株高を意識してリスク選好のドル買い継続も
[18/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
27日のドル・円相場は、東京市場では111円35銭から110円94銭まで下落。欧米市場でドルは111円19銭から110円95銭まで反落し、111円07銭で取引を終えた。
本日28日のドル・円は、主に111円台前半で推移か。欧米株高などを意識して、リスク選好的なドル買い・円売りが縮小する可能性は低いとみられる。
トランプ米大統領は27日、米国とメキシコが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議で合意に達したと発表し、カナダとの協議を近く再開することを明らかにした。報道によると、米国とメキシコは自動車の原産地規則について、現地調達率を現行の62.5%から75%に引き上げること、40%−45%を時間当たり賃金が最低16ドルの工場で生産することで合意した。
米通商代表部(UTTR)のライトハイザー代表によると、米国とカナダが週内に合意に至らなかった場合、トランプ大統領は議会に対しメキシコとの合意のみが得られたと報告するもようだ。カナダのフリーランド外相は28日に訪米し、新たな協定について米国側と議論するとみられている。
市場関係者の間では、「米国とメキシコの二国間協定をカナダが合意するとは限らない」との見方も出ているが、一部の米議会関係者は「カナダが新たな協定に参加しない場合、米国の雇用に何らかの影響が及ぶ可能性がある」と指摘している。米国株安の要因になることから、協議の行方が注目されている。
<CS>
本日28日のドル・円は、主に111円台前半で推移か。欧米株高などを意識して、リスク選好的なドル買い・円売りが縮小する可能性は低いとみられる。
トランプ米大統領は27日、米国とメキシコが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議で合意に達したと発表し、カナダとの協議を近く再開することを明らかにした。報道によると、米国とメキシコは自動車の原産地規則について、現地調達率を現行の62.5%から75%に引き上げること、40%−45%を時間当たり賃金が最低16ドルの工場で生産することで合意した。
米通商代表部(UTTR)のライトハイザー代表によると、米国とカナダが週内に合意に至らなかった場合、トランプ大統領は議会に対しメキシコとの合意のみが得られたと報告するもようだ。カナダのフリーランド外相は28日に訪米し、新たな協定について米国側と議論するとみられている。
市場関係者の間では、「米国とメキシコの二国間協定をカナダが合意するとは限らない」との見方も出ているが、一部の米議会関係者は「カナダが新たな協定に参加しない場合、米国の雇用に何らかの影響が及ぶ可能性がある」と指摘している。米国株安の要因になることから、協議の行方が注目されている。
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