今日の為替市場ポイント:株高や米長期金利下げ渋りでドル売り抑制も
[19/08/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
29日のドル・円相場は、東京市場では105円83銭から106円17銭まで上昇。欧米市場でドルは106円07銭から106円68銭まで続伸し、106円51銭で取引を終えた。
本日30日のドル・円は106円台半ばを挟んだ水準で推移か。米国株高や米長期金利の上昇を意識して、リスク回避的なドル売りは抑制される見込み。
29日のニューヨーク市場では、中国が対米貿易協議に期待を表明したことから、リスク回避的な取引は縮小し、米国株式は強い動きを見せた。報道によると、中国商務省は通商交渉について、「米中は9月の対面協議について話し合っているが、米国側が良い環境を整えることが重要である」と見方を伝えた。一方、トランプ米大統領は、「米中両国の通商交渉団が29日中に異なるレベルでの協議を行う予定である」と語ったが、詳細については明らかにしなかったもようだ。
市場関係者の間からは「中国は米国との対立激化に反対しており、貿易戦争の早期解決を望んでいることは明らか」との声が聞かれたが、一部は「米国側の対応次第で状況は大きく変わる」との意見もある。また、ある市場関係者は「米中対立は2020年の米大統領選挙の直前まで続く可能性がある」と指摘しており、米中対立の早期収束は期待できないとの見方は決して少なくないようだ。
<CS>
本日30日のドル・円は106円台半ばを挟んだ水準で推移か。米国株高や米長期金利の上昇を意識して、リスク回避的なドル売りは抑制される見込み。
29日のニューヨーク市場では、中国が対米貿易協議に期待を表明したことから、リスク回避的な取引は縮小し、米国株式は強い動きを見せた。報道によると、中国商務省は通商交渉について、「米中は9月の対面協議について話し合っているが、米国側が良い環境を整えることが重要である」と見方を伝えた。一方、トランプ米大統領は、「米中両国の通商交渉団が29日中に異なるレベルでの協議を行う予定である」と語ったが、詳細については明らかにしなかったもようだ。
市場関係者の間からは「中国は米国との対立激化に反対しており、貿易戦争の早期解決を望んでいることは明らか」との声が聞かれたが、一部は「米国側の対応次第で状況は大きく変わる」との意見もある。また、ある市場関係者は「米中対立は2020年の米大統領選挙の直前まで続く可能性がある」と指摘しており、米中対立の早期収束は期待できないとの見方は決して少なくないようだ。
<CS>









SEO関連




