今日の為替市場ポイント:株高を意識して円買い抑制も
[19/12/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
26日のドル・円相場は、東京市場では109円33銭から109円57銭まで反発。欧米市場でドルは109円54銭から109円68銭まで上昇し、109円64銭で取引を終えた。
本日27日のドル・円は主に109円台半ばで推移か。米国株高を意識してリスク回避的なドル売り・円買いは抑制される見込み。
26日のニューヨーク市場では、堅調な米国株式を意識して、リスク選好的な取引が観測された。豪ドル、NZドル、カナダドルはいずれも対円で上昇。原油高が続いていることも円売り材料となっているようだ。米中通商協議の先行きについて楽観的な見方が増えていることや、米年末商戦はまずまず好調との見方もリスク選好的な取引を後押ししている。
ただ、米長期金利は上げ渋っており、ドル上昇を抑制する一因となっているようだ。米10年債利回りは9月初旬に1.43%近辺まで低下した後に反転し、11月7日に1.97%近辺まで上昇したが、その後は伸び悩んでいる。株高でもインフレ進行の兆候は確認されていないことが、長期金利が伸び悩んでいる要因かもしれないが、雇用、個人消費、企業設備投資の動向を引き続き注視していく必要がありそうだ。
<CS>
本日27日のドル・円は主に109円台半ばで推移か。米国株高を意識してリスク回避的なドル売り・円買いは抑制される見込み。
26日のニューヨーク市場では、堅調な米国株式を意識して、リスク選好的な取引が観測された。豪ドル、NZドル、カナダドルはいずれも対円で上昇。原油高が続いていることも円売り材料となっているようだ。米中通商協議の先行きについて楽観的な見方が増えていることや、米年末商戦はまずまず好調との見方もリスク選好的な取引を後押ししている。
ただ、米長期金利は上げ渋っており、ドル上昇を抑制する一因となっているようだ。米10年債利回りは9月初旬に1.43%近辺まで低下した後に反転し、11月7日に1.97%近辺まで上昇したが、その後は伸び悩んでいる。株高でもインフレ進行の兆候は確認されていないことが、長期金利が伸び悩んでいる要因かもしれないが、雇用、個人消費、企業設備投資の動向を引き続き注視していく必要がありそうだ。
<CS>










SEO関連




