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日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は28日、前日比+11.41pt（上昇率36.33％）の42.81ptと大幅に上昇した。なお、高値は42.85pt、安値は34.89pt。前日の米国市場では、新型コロナウィルスの感染拡大による世界的な景気悪化懸念に歯止めがかからない中、NYダウは1190ドル安と過去最大の下げ幅を記録。ドル円は円高に進み、アジア市場も全面安となるなか、市場のリスクセンチメントは大幅に悪化し、225先物は一時21000円を割る場面を見せた。こうした中、昨日に危険水準とされる30ptをつけた日経VIは11pt以上も上昇して2016年6月以来となる40pt台を記録した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20〜30程度）に回帰するという特徴も持っています。


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