米国株見通し:下げ渋りか、当局者発言で売り抑制も
[21/03/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
(14時50分現在)
S&P500先物 3,925.38(-4.62)
ナスダック100先物 13,033.38(-38.37)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は30ドル安。NY原油先物(WTI)も弱含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
22日の取引で主要3指数は上昇。3日ぶりにプラスへ転じたダウは103ドル高の32731ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)が補完的レバレッジ比率(SRL)の緩和措置を今月末で終えることに関連し、金融株が売られた。半面、この日は長期金利の過度な上昇は抑えられ、ハイテク株を中心とした買戻しが指数を押し上げた。新型コロナウイルスのワクチン接種について今後の普及が期待され、早期正常化を先取りする動きもみられた。
本日は下げ渋りか。バイデン政権は欧州連合(EU)などとウイグル人の取扱いをめぐり対中制裁に踏み切った。中国も報復措置を講じており、今後の通商関係の悪化が懸念されれば、買いは入りづらい。一方、イエレン財務長官やパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長など当局者の発言が注目される。パウエル議長は議会証言で、回復に関しては慎重姿勢を維持しよう。ただ、他の当局者から楽観的な見通しが示されれば、売りを弱める材料となりそうだ。
<TY>
S&P500先物 3,925.38(-4.62)
ナスダック100先物 13,033.38(-38.37)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は30ドル安。NY原油先物(WTI)も弱含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
22日の取引で主要3指数は上昇。3日ぶりにプラスへ転じたダウは103ドル高の32731ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)が補完的レバレッジ比率(SRL)の緩和措置を今月末で終えることに関連し、金融株が売られた。半面、この日は長期金利の過度な上昇は抑えられ、ハイテク株を中心とした買戻しが指数を押し上げた。新型コロナウイルスのワクチン接種について今後の普及が期待され、早期正常化を先取りする動きもみられた。
本日は下げ渋りか。バイデン政権は欧州連合(EU)などとウイグル人の取扱いをめぐり対中制裁に踏み切った。中国も報復措置を講じており、今後の通商関係の悪化が懸念されれば、買いは入りづらい。一方、イエレン財務長官やパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長など当局者の発言が注目される。パウエル議長は議会証言で、回復に関しては慎重姿勢を維持しよう。ただ、他の当局者から楽観的な見通しが示されれば、売りを弱める材料となりそうだ。
<TY>










SEO関連




