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米国株見通し:下げ渋りか、売り一巡後は様子見も

注目トピックス 市況・概況
(13時50分現在)

S&P500先物      4,023.90(-33.8)
ナスダック100先物  12,449.10(-156.1)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は200ドル安。原油相場は持ち直し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


26日の主要3指数は急反落。序盤にいったん戻した後は下げ幅を拡大する展開となり、ダウは1008ドル安の32283ドルとほぼ安値で引けた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はこの日の講演で、記録的な高水準のインフレを抑制するまでの間は金融引き締めが必要と強調。また、9月の利上げ幅については「完全にデータ次第」と述べた。同議長の発言を受け、前日買われたハイテク関連が大きく売られ、下げを主導した。


本日は下げ渋りか。パウエルFRB議長の見解を受け引き締め政策が長引くとの思惑が広がるなか、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ堅持の見方から売りは継続しそうだ。長期金利は上昇基調想を維持し、主力のハイテク銘柄が下げを主導する見通し。ただ、重要イベントの通過で売り一巡後は様子見ムードが広がり、指数は下げ幅を縮小する可能性もあろう。今週の雇用統計発表を控え、内容と見極める地合いが予想される。




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