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米国株見通し:下げ渋りか、売り一巡後は様子見も

注目トピックス 市況・概況
*13:58JST 米国株見通し:下げ渋りか、売り一巡後は様子見も
(13時40分現在)

S&P500先物      4,014.50(-4.25)
ナスダック100先物  12,176.75(-30.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は30ドル安。米金利は高水準で推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


23日の主要3指数は上昇。前日終値を割り込む場面もあったが、終盤にかけて持ち直しダウは108ドル高の33153ドルと3日ぶりにプラスへ浮上した。この日発表された10-12月期国内総生産(GDP)改定値は速報値から下方修正されたものの、個人消費の増大が示されたためインフレ高進や金融引き締め長期化への思惑が広がった。ただ、その後長期金利が低下に転じるとハイテクや消費などが買い戻され、相場を押し上げた。


本日は下げ渋りか。今晩の1月PCEコアデフレーターは前年比+4.3%と予想されるが、堅調な内容となればインフレ鎮静化への期待は後退しよう。連邦準備制度理事会(FRB)の物価高抑制に向けた政策を後押しする材料となり、金利高に振れやすい展開となりそうだ。その際には、前日買われたハイテクなどを中心に売られ、下げを主導。ただ、インフレ高進はある程度織り込まれており、売り一巡後は様子見ムードが広がるとみる。




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