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東京為替:ドル・円は伸び悩み、米インフレ鈍化予想で

注目トピックス 市況・概況
*13:30JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、米インフレ鈍化予想で
26日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、午前中に154円12銭まで上昇後は失速ぎみ。今晩発表の米コアPCE価格指数は前回から伸びが鈍化すると予想され、ドルは買いづらい。一方、日経平均株価はプラスを維持しており、円買いは抑制されている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円39銭から154円12銭、ユーロ・円は166円43銭から167円29銭、ユーロ・ドルは1.0844ドルから1.0860ドル。米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け終盤は売りも
(13時20分現在)

S&P500先物      5,462.25(+21.00)
ナスダック100先物  19,077.25(+85.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は143ドル高。米金利は失速し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


25日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは終盤の失速で続落、ダウは81ドル高の39935ドルと3日ぶりにプラスへ浮上した。この日発表された4-6月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+2.8%と想定を上回った。それを受け成長加速の期待を背景に、24日の大幅安の反動による買戻しが相場を押し上げる場面もあった。ただ、一段の鈍化が予想される26日のコアPCE価格指数を見極めようと買い一巡後は失速した。


本日は伸び悩みか。焦点のコアPCE価格指数は予想通り前回から低下すれば、連邦準備制度理事会(FRB)の9月利下げ開始への思惑から買い優勢の展開となりそうだ。足元の利益確定や持ち高調整の売りで、割安感の生じた銘柄に買いが入りやすい。ただ、大手ハイテクの業績発表で市場の期待を下回るケースが目立ち、IT関連は買いが入りづらい。また、不安定な相場が続いているため、週末に向け手仕舞い売りが警戒されよう。





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