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東京為替:米国株見通し:下げ渋りか、売り一巡後は相互関税を見極め

注目トピックス 市況・概況
*13:47JST 東京為替:米国株見通し:下げ渋りか、売り一巡後は相互関税を見極め
(13時30分現在)

S&P500先物      5,582.00(-41.00)
ナスダック100先物  19,203.00(-254.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は171ドル安。アジア株安が波及するとみられ、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


28日の主要3指数は3日続落。序盤から下げ幅を拡大し、ダウは715ドル安の41583ドルと3日間で1000ドル超安い水準で取引を終えた。この日発表されたコアPCE価格指数は上振れ予想を上回り、インフレ加速を示した。足元で弱い経済指標が相次ぐなか、スタグフレーションへの懸念で売り優勢の展開に。トランプ大統領は通商摩擦が懸念されるカナダと良好な関係を構築したい考えを表明したものの、終盤まで下落基調を強めた。


本日は下げ渋りか。景気の先行きに不透明感が広がるなか、今晩のシカゴ購買部協会景気指数は前回を下回る見通し。また、今週発表されるISM製造業景況指数やJOLTS求人件数など目先の経済指標は低調な内容が予想され、スタグフレーションへの警戒感から下落基調が続くだろう。今週末にはパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が発言する予定で、金融政策への言及が注目される。一方、4月2日の相互関税導入を前に、売り一巡後は様子見ムードが広がりやすい。





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