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ユーロ週間見通し:伸び悩みか、ECB利下げ観測もユーロ・ドルがサポート

注目トピックス 市況・概況
*11:58JST ユーロ週間見通し:伸び悩みか、ECB利下げ観測もユーロ・ドルがサポート
■堅調推移、米国資産のリスクを警戒してユーロ買い強まる

今週のユーロ・ドルは堅調推移。欧州中央銀行(ECB)は5月21日発表の金融安定報告で、「トランプ米大統領の関税政策を受けて、米国資産のリスクに対する投資家の懸念が強まっている」と指摘したことから、ユーロ買い・米ドル売りが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)による追加利下げの可能性は残されているものの、週末前は1.13ドルを挟んだ水準で推移した。取引レンジ:1.1157ドル−1.1375ドル。

■もみ合いか、ユーロ圏での物価上昇リスク残る

来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、ユーロ圏ではディスインフレが順調に進んでいるが、新たな課題で今後、物価が上昇する可能性があるため、金融緩和を停止すべきだと述べた。ECBによる6月追加利下げ観測が後退した場合、ユーロ買い・米ドル売りがやや強まる可能性がある。

予想レンジ:1.1200ドル-1.1450ドル

■弱含み、日本の長期金利上昇などを意識

今週のユーロ・円は弱含み。日本の長期金利上昇や日米貿易交渉で円安是正の思惑が消えていないため、リスク選好的なユーロ買い・円売りは縮小。一時161円に接近する場面があった。週後半の米ドル・円相場が円高方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:161円09銭−163円41銭。

■伸び悩みか、ECB利下げ観測もユーロ・ドルがサポート

来週のユーロ・円は伸び悩みか。ユーロ圏の低調な経済指標を背景に欧州中央銀行(ECB)の来月追加利下げ観測が広がり、ユーロ買い・円売りは縮小する可能性がある。トランプ大統領が欧州連合(EU)に対して高率関税を賦課する考えがあることから、EUと米国の貿易交渉も懸念材料に。ただ、米長期金利の低下を受けてユーロ売り・ドル買いが抑制された場合、ユーロ・円は161円台で下げ渋る可能性は残されている。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:160円50銭-163円50銭




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