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大林道路<1896>震災の復旧・復興需要の継続、民間の設備投資についても持ち直しの傾向

注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』3月24日放送において、大林道路<1896>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

■事業概要
大手ゼネコンの大林グループの道路大手。高速道路や国道、空港、港湾などの産業基盤や、景観整備、下水道、スポーツ施設などの生活環境の整備などを展開している。

■足元の業績は
2月10日に発表した2014年3月期第3四半期(13年4-12月)決算は、売上高が前年同期比21.4%増の767.60億円、営業利益が同86.6%増の39.98億円、経常利益が同86.2%増の40.11億円、四半期純利益が同73.5%増の22.74億円だった。

■好業績となった背景は
やはり公共投資に関する内容がポイントです。道路建設業界においては、震災の復旧・復興需要の継続や補正予算の執行などが大きく影響を与えている。一方、民間の設備投資についても持ち直しの傾向が続いていることなどから、同社の第3四半期連結累計期間の受注高は881.27億円(前年同四半期比27.9%増)となった。

セグメント業績については、建設事業の売上高が前年同期比24.8%増の652.33億円、セグメント利益が同109.6%増の40.91億円、製造・販売他事業が同5.6%減の177.47億円、セグメント利益が同13.9%減の15.12億円だった。

■通期に関してはどうでしょうか
14年3月期通期については、売上高が前期比8.7%増の1032.00億円、営業利益が同20.1%増の45.50億円、経常利益が同18.9%増の45.50億円、純利益が同22.6%増の25.50億円とする計画を据え置いている。

■足元の株価動向は
年始から売り優勢の展開となっている。目先のサポートラインを割り込んだことで下値模索となっているが、週足チャートでは52週線がサポートとなるかを注目か。週足の一目均衡表では、遅行スパンが下向きとなっていることで下への動きを警戒ではあるが、雲上限480円レベルが強いサポートとなろう。信用取組で買い残解消が進めば面白い展開も期待できそうだ。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送




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