注目銘柄ダイジェスト(前場):コロプラ、ハピネット、ミクシィなど
[14/08/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
コロプラ<3668>:4830円(前日比+530円)
急伸で、売買代金は全市場で圧倒的なトップとなっている。ミクシィ<2121>が本日もストップ高買い気配となっており、ゲーム関連銘柄の刺激材料に。同社のほか、ガンホー<3765>やKLab<3656>などの強い動きも目立っている。同社に関しては、「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」のキャラクターをモチーフとしたプライズゲーム機用景品の第2弾、スマホ向けアプリ「合体RPG 魔女のニーナとツチクレの戦士」iOS版の配信開始を発表している。
ハピネット<7552>:2069円(同-250円)
急落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は8.3億円で前年同期比37.6%増益、上半期計画16億円に対する進捗率は50%を超過している。バンダイのキャラクター商材の好調などが好業績の背景に。ただ、「妖怪ウォッチ」が社会現象となるまで人気化、先にバンダイナムコHD<7832>が想定以上の好決算を発表していたことで、「妖怪ウォッチ」関連として同社に対する期待感は高まっていた。決算の実績数値は、想定されたほどインパクトが大きくないといった見方にも。
荏原製<6361>:596円(同-22円)
売り先行。前日に第1四半期決算を発表しているが、ネガティブに受け止められる格好に。営業損益は14.7億円の赤字、前年同期比では4.8億円の損益改善に。通期予想は据え置いている。また、受注高は前年同期比27%の減少となっている。利益面では季節性が高いこと、受注面では前年同期の大型案件の反動などが、低進捗、受注減少の背景であり、ほぼ会社計画線上ではあるとみられるが、期待感の反動がひとまずは強まる格好へ。
MUTOHHD<7999>:502円(同-21円)
売り優勢。前日に第1四半期決算を発表、経常増益率が限定的であること、業績予想が据え置かれていることなどから、短期的な出尽くし感へとつながっているようだ。営業利益は6.2億円で前年同期比2.1倍、上半期計画の5億円を超過する格好に。ただ、為替差益の一巡で、経常利益は同3.1%の小幅増益にとどまっている。通期営業利益予想は前期比39%減益見通しを据え置きへ。前日にはやや期待感なども先行していたとみられる。
ユナイテッドアローズ<7606>:3815円(同+90円)
しっかり。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を4300円としている。同社の属するセレクトショップ業界はアパレル市場の勝ち組であること、強いブランド力から新規ブランド立ち上げによる成長が期待できること、Eコマースおよび、O2Oの取り組みに先行していることなどの中長期成長ポテンシャル、同社の経営姿勢を高く評価しているようだ。
日医工<4541>:1571円(同+112円)
大幅続伸。昨日発表した決算内容が評価材料になっている。第1四半期営業利益は25.9億円で前年同期比17.2%増益、上半期計画40億円、同7.6%増益に対して順調なスタートに。後発品事業が会社計画を超過、7月も順調推移が継続しているもよう。収益性改善の取組進展で利益率なども上昇傾向のようだ。野村では目標株価を1900円から2000円に引き上げている。
PD<4587>:9700円(同+100円)
買い先行。15年6月期営業利益は、前期推定比で約2.6倍の5億円強に拡大する見通しと報じられたことが材料視されている。新薬の候補物質について、海外の大手製薬へのライセンス供与を見込むほか、製薬会社から受け取る開発支援金も増えるようだ。6月には創薬開発権利金売上の期ずれなどにより前期業績を下方修正していたものの、今期の大幅増益見通しが伝わり買い安心感につながる格好に。
エスケーエレク<6677>:1706円(同-180円)
売り先行。今期の営業利益見通しを33.0億円から36.5億円へと上方修正している。テレビやスマホ向けの第8世代以下用フォトマスクの需要が好調に推移しているほか、収益性の高い製品の割合が増加したことなどが寄与する。ただし、5月にも今期の業績計画を大幅に上方修正するなど、好業績見通しは織り込み済みとの見方から出尽くし感も意識される格好に。
メッセージ<2400>:3890円(同-300円)
大幅反落。前日に第1四半期決算を発表し、売上高は前年同期比8.6%増の194.5億円、営業利益は同16.1%増の16.1億円と増収増益で着地した。営業利益のコンセンサスは17億円前後が見込まれておりほぼ想定線とみられるが、好決算期待を背景に前日まで年初来高値圏で推移しており、いったんは決算を通過したことで材料出尽くし感が先行へ。
ミクシィ<2121>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。引き続き、先週末に上期の業績計画を大幅に上方修正したことがポジティブサプライズとして評価されている。また、本日は、同社の「モンスターストライク(モンスト)」とLINEの「LINE POP(ポップ)」について、共同企画を開催すると発表したことも支援材料に。なお、同社の強い動きが続いていることが追い風となり、マザーズコア指数も連日で強含んでいる。
<KO>










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