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■村瀬智一の銘柄選定:シンプルなスクリーニング=ランキング

注目トピックス 日本株
フィスコアナリストの村瀬智一は、新しいスマートフォンアプリ「FISCO」を用いたシンプルな銘柄選定の手法として、ランキングを利用することをすすめています。

FISCOアプリでランキングをタップすると、売買代金上位のほか、値上がり率上位、値下がり率上位、年初来高値、年初来安値、出来高上位、配当利回り等のリストが表れます。このなかで相場の地合いが良い時は、年初来高値を選択してみると良い、と村瀬は言います。記事執筆時点では、DMP<3652>やテックファーム<3625>、シマノ<7309>、日清食品HD<2897>、明治HD<2269>、セイコーエプソン<6724>など、年初来高値となった銘柄の一覧が表示されます。一覧画面に表示する項目にはチャートとファンダメンタルズを選べますので、ここではファンダメンタルズを選択してみてください。すると、各銘柄のPER、PRB、配当利回り、時価総額が表示されます。

村瀬によれば、あとは高値更新で強い銘柄のなかで、バリュエーションで割安な銘柄をそこから選ぶそうです。そのなかで割安感があったとして村瀬が注目したのが、ハンズマン<7636>です。PERは8倍台、PBRは0.89倍と1倍を下回っている状況で、配当利回りは2.4%となっています。

過熱感が警戒されるものの、依然として割安感があるというのが村瀬の見解です。FISCOアプリ内で企業TOP画面に移動すれば、業績予想のほか、過去数期分の決算内容を閲覧することができます。増益基調が確認できれば、より安心感につながるだろう、とは村瀬の弁です。

村瀬は次のようにもコメントしています。「複雑なスクリーングも重要だが、時にはシンプルがいい時もある。」

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