注目銘柄ダイジェスト(前場):日東電工、SUMCO、ガンホーなど
[14/12/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
日東電工<6988>:6615円(前日比+51円)
堅調。前日に発表した月次動向が買い材料につながっている。11月の売上高は前年同月比で16%増、ここ3ヶ月連続で同水準の伸びとなっている。主力の情報機能材料は同22%増に。UBSでは業績予想を上方修正して、目標株価を6800円から7200円に引き上げている。また、ジェフリーズでは投資判断を買い推奨に格上げしているもよう。なお、月次発表は今回で終了にするとしている。
SUMCO<3436>:1654円(同-18円)
売り優勢。クレディ・スイス(CS)では目標株価を1150円から1400円に引き上げているものの、投資判断は「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げへ。300ミリウエハーの値上げ期待で急騰した現在の株価は割高な水準と判断しているようだ。値上げ期待はフルに織り込まれており、次のカタリストは、来年7-9月に想定されるウエハー値上げ浸透の確認であると指摘。
カナモト<9678>:3460円(同-370円)
急落。前日に前10月期の決算を発表している。営業利益の実績は165億円で前期比44%増益、従来予想の160億円をやや上振れる着地に。一方、今期は170億円で、同3%増益にとどまる見通しとなっている。市場予想は200億円超のレベルであったため、保守的な見通しとはみられるものの、弱材料視する動きが優勢に。また、記念配当の一巡で今期は実質減配見通しにもなっている。
ファンケル<4921>:1741円(同+86円)
買い先行で年初来高値を更新。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げしている。目標株価は1120円から1900円に引き上げへ。新たな成長局面入りを評価しているもよう。来期にかけて、卸売事業の拡大による限界利益増や原価率の改善、「ボウシャ」ブランドの連結による効果などで、増益幅は拡大していく見込みと。また、中国代理店との契約更新期限が近いもようで、輸出の仕切値が上昇すれば増益が加速する可能性もあると指摘している。
UACJ<5741>:360円(同+16円)
しっかり。前日に中期計画を発表、評価材料へとつながっているようだ。数値目標では、今年度営業利益見通し265億円に対して、17年度には400億円を目標としている。統合効果の目標としては130億円を計画のようだ。ほか、3年間で900億円規模の設備投資を計画、積極的な拡大戦略を評価する格好に。なお、本日は中期計画に関する説明会を開催するようだ。
シュッピン<3179>:2390円(同+107円)
上場来高値を更新。足元2300円手前で上値の重い展開を迎えていたが、本日この水準を上抜いた後は上げ幅を一気に拡大している。9日に11月の月次動向を発表。前年同月比134.7%と好調な業績推移が確認できたことで、あらためて訪日外国人増加による業績拡大が評価されているもよう。
ガンホー<3765>:497円(同-33円)
大幅反落。中国インターネットサービス大手のテンセントとの提携を発表したが、既に織込まれていた内容だったことから材料出尽くし感が優勢となっている。5日から出来高を伴う上昇となったが、9月戻り高値571円をクリアすることができなかったことも影響か。
<KO>










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