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サンワテクノス Research Memo(10):ROEの持続的上昇のための施策に注目

注目トピックス 日本株

■財務分析と業績動向

(1)財務分析

サンワテクノス<8137>の2014年3月期のROE(自己資本利益率)は13.2%と、日本企業の平均を上回る水準を達成した。同社は中計「JUMP1200」に取り組み中であるが、これが達成された場合に同社のROEがどのようになるか、試算を行った。

バランスシート項目のうち、総資産については2014年3月期実績の総資産回転率から横ばいと仮定した。また、自己資本については、配当金のみを社外流出とし、1株当たり配当金は2016年3月期も24円で横ばいとした。損益計算書項目のうち、業績予想は「JUMP1200」の業績計画としている。その結果、ROEは2015年3月期が13.4%、2016年3月期が13.0%と試算された。

2016年3月期に低下する要因は、レバレッジの低下である。これは、裏を返せば自己資本比率の改善ということであり、決してマイナスではないが、自己資本の伸びが当期純利益の伸びを上回るためにROEが低下する典型的な例と言える。配当金の引き上げがROEの押し上げには直接的な効果があるが、増配だけでROEの上昇を実現しようとすると、その増配額はかなり大きくなって現実的でない水準になる(弊社の試算では配当金が104円になるとROEは13.4%が保たれるが、この時の配当性向は52.4%に達する)。

上記の試算はあくまで、ある一定の条件のもとでの試算であり、必ずしもROEが低下すると決まったわけではない。また、ROEの持続的上昇のための方策についても、増配以外にも同社の選択肢は多く存在している。バランスシートだけでなく損益計算書の改善(すなわち利益率の一段の拡大)によってもROEの上昇は実現可能であり、今後同社がどのような施策で財務指標を一段と改善させていくか、注目される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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