ネットイヤーグループ Research Memo(5):有利子負債が減少、自己資本比率も60%近い水準を維持
[14/12/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算概要
(2)財財務状況と経営指標
ネットイヤーグループ<3622>の2014年9月末の財務状況は表のとおりで、総資産残高は前期末比111百万円増加し、3,254百万円となった。主な増加要因は、利益拡大に伴う現預金の増加(+117百万円)や仕掛品の増加(+78百万円)によるもので、減少要因としては売上債権の減少(▲67百万円)やのれんの減少(▲39百万円)などとなる。
一方、負債は前期末比64百万円増の1,298百万円となった。有利子負債(▲64百万円)や受注損失引当金(▲59百万円)、未払法人税等(▲34百万円)がそれぞれ減少する一方で、買掛金が増加した(+157百万円)。また、純資産は主に利益剰余金の増加により同46百万円増の1,955百万円となった。
経営指標を見ると、2014年3月期に日本技芸の株式取得費用として調達した有利子負債が減少したことでD/Eレシオがやや改善しており、また、流動比率が200%以上、自己資本比率も若干低下したが60%近い水準を維持しており、財務の健全性は十分保たれていると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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