アドクリ Research Memo(8):高収益性とともに安定性も兼ね備えた収益体質を維持
[15/01/29]
提供元:株式会社フィスコ
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■財務状況と経営指標
アドバンスクリエイト<8798>の2014年9月末の財務状況は表のとおりで、総資産は前期末比で33百万円減の7,012百万円となった。主な増減要因は、一部保険会社の支払サイクル変更や広告代理店事業、再保険事業の規模拡大により、売上債権が630百万円増加した一方で、現預金が485百万円、固定資産が204百万円減少した。他方では、負債は有利子負債の減少により、前期末比324百万円減の2,659百万円となり、純資産は利益剰余金を中心に同290百万円増の4,352百万円となった。
経営指標を見ると、安全性を示す流動比率、自己資本比率、D/Eレシオともに前期比で改善が進んでおり、財務体質は着実に強化されているものと判断される。また、収益性に関して見れば、ROA、ROE、売上高経常利益率ともに前期比で若干低下したものの、いずれも10%以上の水準を安定して維持しており、高収益性とともに安定性も兼ね備えた収益体質を維持していると言えよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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