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ヒマラヤ---第2四半期売上高は4.3%増、売上総利益率は1.1ポイント改善

注目トピックス 日本株
ヒマラヤ<7514>は30日、2015年8月期の第2四半期(14年9月-15年2月)決算を発表。売上高は前年同期比4.3%増の345.87億円、営業利益は同18.3%減の4.58億円、経常利益は同17.5%減の5.08億円、四半期純利益は同71.3%増の2.25億円だった。純利益は前期において発生した早期退職関連費用の影響が無くなったことから、大幅に増加した。

商品別の売上状況では、一般スポーツ用品がランニングシューズを中心に関連商品群が好調に推移し、前年同期比2.9%増だった。ゴルフ用品は、ゴルフクラブが前年の増税前の駆け込み需要の反動などからやや低調に推移したが、雑貨・ウェア類の品揃え強化が貢献し同4.9%増だった。ほかアウトドア用品は、トレッキングの新規参入層の拡大に一服感があるもののタウンユースでのニーズが堅調に推移し、同13.3%増と高い伸びだった。また売上総利益率は、季節性の高い商品のきめ細やかな在庫管理を実施したことなどから37.4%となり、前年同期に比べ1.1ポイント上昇した。

ほか、店舗数についてはヒマラヤで7店舗を出店、3店舗の閉店があった。その結果、15年2月末時点ではヒマラヤで117店舗、首都圏で展開する子会社のビーアンドディーで32店舗となり、合計149店舗となった。同社は、健康志向の高まりや東京オリンピック・パラリンピック開催決定で、今後もスポーツ用品市場は堅調な推移が見込まれると予想しており、店舗数は2017年8月末に187店まで拡大させる計画。

なお、15年8月期通期については、売上高が前期比6.7%増の737.00億円、営業利益が同13.7%増の24.10億円、経常利益が同10.9%増の24.55億円、純利益が同24.8%増の11.65億円とする期初計画を据え置いている。

ヒマラヤは、一般スポーツ、ゴルフ用品の小売チェーンで業界3位。関東以西の中小規模商圏をターゲットに出店を拡大中。既出店地域を基盤にドミナント化を進め、中期3ヶ年計画の最終年度となる2017年8月期に連結売上高860.00億円、経常利益34.00億円の達成を目指す。



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