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水関連事業を展開するダイキアクシス<4245>は12日、2015年12月期の第1四半期（1-3月）決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比7.1％増の94.42億円、営業利益が同23.9％減の4.45億円、経常利益が同20.4％減の4.78億円、純利益が同32.1％減の2.85億円となった。

環境機器関連事業では、浄化槽の販売・修繕工事が減少したが（前年同期は消費増税に伴う駆け込み需要があった）、排水処理システムの施工が堅調に推移した。住宅機器関連事業においては、ホームセンター向けリテール商材が減少したが、建設関連業者等に対する売上が堅調で増収増益となった。その他事業では、クリクラ事業がほぼ前年並みに推移した。

2015年12月期の通期業績は、売上高が前期比1.6％増の320.00億円、営業利益が同11.0％増の9.00億円、経常利益が同11.6％増の10.50億円、純利益が同14.4％減の6.30億円とする従来予想を据え置いている。経営基本方針に「3C（CHANGE・CHALLENGE・COMPLIANCE）」を掲げ、企業価値向上に向けた取り組みを進める。環境機器関連事業の浄化槽排水処理システムの施工及び住宅機器関連事業の建設関連業者等への売上は重要な柱として引き続き注力するとともに、新規事業でも顧客獲得等を目指していく。

ダイキアクシス<4245>は、浄化槽や産業排水処理機など各種水処理設備の製造・施工・販売・維持管理を手掛ける。ほか、システムキッチンやユニットバスなど住宅関連商材の販売・施工等も展開する。



＜AK＞