トレジャー・ファクトリー Research Memo(1):既存店売上高が堅調に推移、好調な決算で着地
[15/05/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
トレジャー・ファクトリー<3093>は総合リユースショップ「トレジャーファクトリー」のほか、衣料品・服飾雑貨やスポーツ・アウトドア用品など専門リユースショップを首都圏中心に展開している(直営79店舗、FC4店舗)。地域特性に合わせた商品戦略、多種多様な品物を継続的に集める仕入力や商品査定能力などを強みに、業績は順調に成長を続けている。
4月10日付で発表された2015年2月期の業績は、売上高が前期比17.0%増の10,682百万円、経常利益が同32.4%増の966百万円と好調な決算となった。主因は、既存店売上高が前期比7.9%増と堅調に推移したことにある。商品構成の見直しによる販売単価向上や適正な値付けによる安定した仕入が奏効した。商品カテゴリー別売上高も、主力の衣料品・服飾雑貨に加えて、電化製品、家具などがいずれも前期比15%超となるなどいずれのカテゴリーも好調に推移した。売上高経常利益率も、既存店舗の増収効果によって人件費増などを吸収し、初めて9%台に乗せている。
2016年2月期は売上高が前期比11.0%増の11,853百万円、経常利益が同8.8%増の1,052百万円と増収増益を見込む。前提となる既存店売上高、売上総利益率は前期並みと保守的にみている。新規出店は首都圏、関西エリアで年間11〜13店舗を計画しており、専門リユースショップも多店舗展開していく方針だ。また、中部地域や北関東などの新規エリアへの出店、新規業態での出店も検討している。
中期経営目標としては、2ケタ増収の継続に加えて、売上高経常利益率10%の早期達成と更なる向上を目指していく。将来的には国内での出店拡大に加えて、アジアへの展開も視野に入れ経営基盤の強化を進めていく方針だ。また、配当方針としては配当性向で25%を当面の目標とし増配を継続していきたい考えで、今期も前期比で実質2円増配の11円を予定している(6月1日付で1:2の株式分割を予定)。株主優待としては2月末の株主に対して1,000円のQUOカード、プレゼント抽選権、買取金額アップクーポン券を贈呈している。
■Check Point
・過去最高業績を連続で更新、経常利益率では初めて9%台を達成
・新規出店は好調に推移、リニューアルによる収益力強化にも成果
・保守的な業績見通しに上乗せ余地は十分
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>
4月10日付で発表された2015年2月期の業績は、売上高が前期比17.0%増の10,682百万円、経常利益が同32.4%増の966百万円と好調な決算となった。主因は、既存店売上高が前期比7.9%増と堅調に推移したことにある。商品構成の見直しによる販売単価向上や適正な値付けによる安定した仕入が奏効した。商品カテゴリー別売上高も、主力の衣料品・服飾雑貨に加えて、電化製品、家具などがいずれも前期比15%超となるなどいずれのカテゴリーも好調に推移した。売上高経常利益率も、既存店舗の増収効果によって人件費増などを吸収し、初めて9%台に乗せている。
2016年2月期は売上高が前期比11.0%増の11,853百万円、経常利益が同8.8%増の1,052百万円と増収増益を見込む。前提となる既存店売上高、売上総利益率は前期並みと保守的にみている。新規出店は首都圏、関西エリアで年間11〜13店舗を計画しており、専門リユースショップも多店舗展開していく方針だ。また、中部地域や北関東などの新規エリアへの出店、新規業態での出店も検討している。
中期経営目標としては、2ケタ増収の継続に加えて、売上高経常利益率10%の早期達成と更なる向上を目指していく。将来的には国内での出店拡大に加えて、アジアへの展開も視野に入れ経営基盤の強化を進めていく方針だ。また、配当方針としては配当性向で25%を当面の目標とし増配を継続していきたい考えで、今期も前期比で実質2円増配の11円を予定している(6月1日付で1:2の株式分割を予定)。株主優待としては2月末の株主に対して1,000円のQUOカード、プレゼント抽選権、買取金額アップクーポン券を贈呈している。
■Check Point
・過去最高業績を連続で更新、経常利益率では初めて9%台を達成
・新規出店は好調に推移、リニューアルによる収益力強化にも成果
・保守的な業績見通しに上乗せ余地は十分
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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