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アパマンショップホールディングス---第2四半期決算は増収を確保するも、物件情報登録体制の強化の影響により減益

注目トピックス 日本株
アパマンショップホールディングス<8889>は4月27日、2015年9月期の第2四半期(2014年10月-2015年3月)決算を発表。売上高は前年同期比0.3%増の188.87億円、営業利益が同14.5%減の10.05億円、経常利益が同41.4%減の5.20億円、純損益が8.78億円の損失(前年同期は11.77億円の黒字)だった。純損益については、2015年度税制改正に伴うスケジュール見直しによる繰延税金資産の取崩しが響いた。

斡旋事業(直営)の売上高は前年同期比0.2%増だったが、新規店舗オープンと前期の物件情報登録体制の強化の影響により、1店舗あたりの売上高及び営業利益は減少した。またプロパティ・マネジメント(PM)事業では、営業体制の強化施策により賃貸管理戸数は増加した。その他、第三の収益源として入居者・オーナー向け各種サービスの取次ぎ・紹介しており、この関連サービスの売上高は着実に増加している。

なお、15年9月期の通期予想は、売上高が前期比5.6%増の387.00億円、営業利益が同13.8%増の24.00億円、経常利益が同25.1%増の18.00億円、純損益が10.00億円の損失(前年同期は11.77億円の黒字)を見込んでおり、純損益以外は前回予想を据え置いている。

アパマンショップホールディングス<8889>は、住宅用賃貸斡旋業務で日本最大級のアパマンショップを運営する持ち株会社。多彩なキャンペーン企画による集客力の高さと、関連サービスの販売力が強みで、1店舗当たりの収益性は業界でも群を抜いている。



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