キャリアリンク Research Memo(5):収益の拡大とともに財務体質も改善が進む
[15/05/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(2)財務状況と経営指標
キャリアリンク<6070>の2015年2月末の財務状況を見ると、総資産残高は前期末比1,924百万円増加の5,314百万円となった。増加の主な要因は、収益の拡大に伴う現預金の増加(+1,593百万円)、売掛金の増加(+523百万円)によるものとなっている。
一方、負債は前期末比1,516百万円増加の3,119百万円となった。増加要因は、未払金の増加(+420百万円)、未払税等の増加(+900百万円)などとなっている。また、純資産は利益剰余金の増加(+487百万円)を主因として、同408百万円増加の2,194百万円となった。
主要経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期の52.7%から41.3%へ低下したが、収益拡大に伴う未払税等の増加によるものであり、問題のない水準と判断される。また、D/Eレシオに関しては44.0%から35.0%へ着実に低下してきており、収益の拡大とともに財務体質も改善が進んでいることがうかがえよう。
また、収益性に関して見るとROA、ROE、経常利益率ともに前期から大きく改善した。ROEに関しては24.5%と人材派遣業界の中ではトップ水準に位置しており、資本効率の高さが特筆される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>
(2)財務状況と経営指標
キャリアリンク<6070>の2015年2月末の財務状況を見ると、総資産残高は前期末比1,924百万円増加の5,314百万円となった。増加の主な要因は、収益の拡大に伴う現預金の増加(+1,593百万円)、売掛金の増加(+523百万円)によるものとなっている。
一方、負債は前期末比1,516百万円増加の3,119百万円となった。増加要因は、未払金の増加(+420百万円)、未払税等の増加(+900百万円)などとなっている。また、純資産は利益剰余金の増加(+487百万円)を主因として、同408百万円増加の2,194百万円となった。
主要経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期の52.7%から41.3%へ低下したが、収益拡大に伴う未払税等の増加によるものであり、問題のない水準と判断される。また、D/Eレシオに関しては44.0%から35.0%へ着実に低下してきており、収益の拡大とともに財務体質も改善が進んでいることがうかがえよう。
また、収益性に関して見るとROA、ROE、経常利益率ともに前期から大きく改善した。ROEに関しては24.5%と人材派遣業界の中ではトップ水準に位置しており、資本効率の高さが特筆される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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