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アキュセラ・インク---地図状萎縮を伴うドライ型加齢黄斑変性に対する、世界初の飲み薬治療アプローチで新薬を開発中

注目トピックス 日本株
アキュセラ・インク<4589>は世界全体で数百万人の視力を脅かしている眼疾患を治療するため、またはその進行を遅らせるための新しい治療薬の探索と開発を専門とする、臨床開発段階のバイオ製薬企業。2014年IPO第1号案件であり、6年ぶりに外国企業(アメリカ合衆国ワシントン州シアトル市)の上場となった。

同社はドライ型加齢黄斑変性という中途失明の原因疾患に対して、世界で初めて飲み薬で治療するというアプローチで新薬を開発している。2013年に当社が独自に開発した視覚サイクルモジュレーター「エミクススタト塩酸塩」の臨床第2b/3相試験を開始し、2014年に508人の被験者登録が完了した。2016年にトップラインデータを発表する予定である。現在、加齢黄斑変性に苦しむ患者の数は、世界では約1億2,700万人を超えると推定されており、その約9割がドライ型。同社治療対象にしているのは、加齢黄斑変性の中でも末期にあたる地図状萎縮を伴うドライ型加齢黄斑変性となる。現在、ドライ型加齢黄斑変性に対する治療薬としてFDA(米国食品医薬品局)の承認を受け上市されている薬剤はない。

同社は2015年5月より新たな経営陣を向かえ入れており、今後はよりパイプラインの拡充に力を入れていくと発表している。2015年12月期は11.5億〜14.4億円の営業損失が見込まれているが、大塚製薬からの支援を受けており財務基盤は安定している。




<SF>

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