イグニス<3689>---新感覚スマホRPG「ぼくとドラゴン(ぼくドラ)」が好調
[15/07/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』7月9日放送において、イグニス<3689>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■会社概要
スマートフォン向けネイティブアプリの企画・制作・運営・販売を手掛け、広告収入を主な収益源とする「無料ネイティブアプリ」の提供を中核事業にしている。また、30分無料で漫画コンテンツを楽しむことができる「全巻無料型ハイブリッドアプリ」及び「ネイティブソーシャルゲーム」も展開し、ゲーム及び非ゲームの領域で独自のポジションを確立している。
特に、日常的に利用する高品質なツール系アプリなどを無料で提供することで、ダウンロード数及びMAU(Monthly Active User)※1の拡大を図ってきたことが同社の成長のけん引役となってきた。国内屈指の約800万MAU(海外を含む)を誇る事業基盤及び市場開拓力、高い収益性などを活かして更なる事業拡大を目指す方針である。
※1MAU(Monthly Active User):ある月に1回以上、アプリの利用があったユーザー数(重複も含む)
■足元の動向
5月に発表された15年9月期の上期(14年10月-15年3月)業績は、売上高が前年同期比35.7%減の5.06億円、営業損益が2.42億円の赤字(前年同期は1.30億円の黒字)と減収・営業損失に落ち込んだ。主力の無料ネイティブアプリにおいて今後の広告収入拡大の足掛かりとするため、今期よりこれまでの小規模アプリ(開発期間1ヶ月未満)中心から中・大規模アプリ(同1ヶ月以上)の開発への移行を進めているが、その移行期に当たるところに急激な環境変化の影響が重なったことが要因となった。
15年9月期の通期業績予想についても、上期決算の状況及び今後の見通し等を踏まえ減額修正した。ただ、無料ネイティブアプリの減額修正には、更新型※2を軸とする中・大規模アプリのライフタイムの長期化を目的として、収益貢献のタイミングを後倒しに見直したことも影響しており、この点においては来期以降の業績の伸びに寄与するものと捉えることができる。また、足元での急激な環境変化も業績拡大の足かせとなっているが、だからこそ中・大規模アプリへ移行する方向性は妥当と評価できる。
※2更新型:1ヶ月に数回程度の新機能の追加及び不具合の調整、安定性の向上などのアップデートを行うアプリのこと
■注目すべきトピック
子会社のスタジオキングが提供している新感覚スマホRPG「ぼくとドラゴン(ぼくドラ)」がここにきて好調で、株式市場でも関心を集めている。
「ぼくドラ」Android版は「Google Play」のダウンロード及び売上ランキングで上位に入ってきている。ダウンロード数は6月30日にアプリ無料トップで5位に入ってから、昨日8日まで9日間連続でベスト5入りしている。また、売上高は7月2日にアプリ売上トップランキングで、リリース後初めて20位台(29位)に入ってから、7日間連続で20位台をキープ。8日時点でランキングは24位まで上昇するなど、さらに上位をうかがう好調さで推移している。
現在30位以内にランキングされているゲームアプリの多くが、TVCMなどの大規模プロモーションを実施しているなか、「ぼくドラ」はTVCMなしでランキングを維持しており、確かな評価と人気を獲得していると言える。ダウンロード数も6月26日には100万ダウンロードを超え、その後も大きく加速しているもようだ。7月中には新イベントを投入予定であり、さらに勢いが増すことも期待される。
■株価動向
5月半ばの急落後は2200円辺りをボトムとしたこう着が続いたが、ここにきてリバウンド基調が強まってきている、前日には直近の戻り高値をクリアし、本日も荒い値動きながらリバウンドが継続している。一目均衡表では雲を挟んでの攻防を見せているが、雲上限を支持線に変えてくるようだと、窓埋めが意識されやすい。また、同水準には26週線が位置しており、年初から上値抵抗となっていた同線を捉えることによりリバウンドが本格化する可能性が高まる。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TM>
■会社概要
スマートフォン向けネイティブアプリの企画・制作・運営・販売を手掛け、広告収入を主な収益源とする「無料ネイティブアプリ」の提供を中核事業にしている。また、30分無料で漫画コンテンツを楽しむことができる「全巻無料型ハイブリッドアプリ」及び「ネイティブソーシャルゲーム」も展開し、ゲーム及び非ゲームの領域で独自のポジションを確立している。
特に、日常的に利用する高品質なツール系アプリなどを無料で提供することで、ダウンロード数及びMAU(Monthly Active User)※1の拡大を図ってきたことが同社の成長のけん引役となってきた。国内屈指の約800万MAU(海外を含む)を誇る事業基盤及び市場開拓力、高い収益性などを活かして更なる事業拡大を目指す方針である。
※1MAU(Monthly Active User):ある月に1回以上、アプリの利用があったユーザー数(重複も含む)
■足元の動向
5月に発表された15年9月期の上期(14年10月-15年3月)業績は、売上高が前年同期比35.7%減の5.06億円、営業損益が2.42億円の赤字(前年同期は1.30億円の黒字)と減収・営業損失に落ち込んだ。主力の無料ネイティブアプリにおいて今後の広告収入拡大の足掛かりとするため、今期よりこれまでの小規模アプリ(開発期間1ヶ月未満)中心から中・大規模アプリ(同1ヶ月以上)の開発への移行を進めているが、その移行期に当たるところに急激な環境変化の影響が重なったことが要因となった。
15年9月期の通期業績予想についても、上期決算の状況及び今後の見通し等を踏まえ減額修正した。ただ、無料ネイティブアプリの減額修正には、更新型※2を軸とする中・大規模アプリのライフタイムの長期化を目的として、収益貢献のタイミングを後倒しに見直したことも影響しており、この点においては来期以降の業績の伸びに寄与するものと捉えることができる。また、足元での急激な環境変化も業績拡大の足かせとなっているが、だからこそ中・大規模アプリへ移行する方向性は妥当と評価できる。
※2更新型:1ヶ月に数回程度の新機能の追加及び不具合の調整、安定性の向上などのアップデートを行うアプリのこと
■注目すべきトピック
子会社のスタジオキングが提供している新感覚スマホRPG「ぼくとドラゴン(ぼくドラ)」がここにきて好調で、株式市場でも関心を集めている。
「ぼくドラ」Android版は「Google Play」のダウンロード及び売上ランキングで上位に入ってきている。ダウンロード数は6月30日にアプリ無料トップで5位に入ってから、昨日8日まで9日間連続でベスト5入りしている。また、売上高は7月2日にアプリ売上トップランキングで、リリース後初めて20位台(29位)に入ってから、7日間連続で20位台をキープ。8日時点でランキングは24位まで上昇するなど、さらに上位をうかがう好調さで推移している。
現在30位以内にランキングされているゲームアプリの多くが、TVCMなどの大規模プロモーションを実施しているなか、「ぼくドラ」はTVCMなしでランキングを維持しており、確かな評価と人気を獲得していると言える。ダウンロード数も6月26日には100万ダウンロードを超え、その後も大きく加速しているもようだ。7月中には新イベントを投入予定であり、さらに勢いが増すことも期待される。
■株価動向
5月半ばの急落後は2200円辺りをボトムとしたこう着が続いたが、ここにきてリバウンド基調が強まってきている、前日には直近の戻り高値をクリアし、本日も荒い値動きながらリバウンドが継続している。一目均衡表では雲を挟んでの攻防を見せているが、雲上限を支持線に変えてくるようだと、窓埋めが意識されやすい。また、同水準には26週線が位置しており、年初から上値抵抗となっていた同線を捉えることによりリバウンドが本格化する可能性が高まる。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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