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日本トリム<6788>が28日に発表した2016年3月期第1四半期（15年4-6月）決算は、売上高が前年同期比9.5％増の36.12億円、営業利益が同2.4％増の6.73億円、経常利益が同8.9％増の7.15億円、四半期純利益が同16.7％増の4.49億円だった。

セグメント業績では、ウォーターヘルスケア事業の売上高が前年同期比11.4％増の34.19億円、営業利益が同9.8％増の6.88億円。整水器販売事業では、四半期として過去最高の販売台数、売上高を達成。全国65局で放映したスポットCMの広告効果もあり、順調に拡大。農業関連事業では、農業用還元野菜整水器を使用する農家の様子が九州朝日放送のTV情報番組で放映されて以来、サンプル出荷台数が順調に増加。下半期には業績に貢献している。

医療関連事業の売上高は同16.0％減の1.93億円、営業損失が0.14億円だった。再生医療関連事業は、さい帯血新規保管数が順調に拡大。遺伝子関連事業では、新規取引先の開拓、次世代型遺伝子検査機器向け製品の開発にも注力。電解水透析事業は、次世代型透析療法として「電解水透析」の認知が確実に広がっている。

16年3月期通期については、売上高が前期比17.7％増の151.00億円、営業利益が同36.3％増の30.70億円、経常利益が同24.6％増の31.50億円、純利益が同49.2％増の19.50億円とする期初計画を据え置いている。




＜SF＞