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サンワテクノス Research Memo(7):FA機器の需要が再度動き出す可能性は十分にある

注目トピックス 日本株
■業績動向

(2) 2016年3月期通期業績見通し

2016年3月期通期についてサンワテクノス<8137>は下方修正を行った。新予想は売上高112,000百万円(前期比0.7%増)、営業利益2,800百万円(同19.4%減)、経常利益3,000百万円(同20.2%減)、当期利益2,000百万円(同18.9%減)となっている。2016年3月期を上期と下期に分けた場合、下期の方が期初予想からの修正幅が大きい形となっている。

通期予想を下方修正した要因は、上期に収益が未達となった事項が下期に入ってさらに悪化しているという状況がある。一例を挙げれば、同社の最大の需要先であるFA業界において、国内及び中国において需要が鈍化してきている状況がある。同社は機械・電機両部門はもちろん、電子部門においてもFA業界向けの構成比が高く(逆に言えばスマートフォンなど最終製品向けの比率は低い)、FA業界の動向は同社の収益にも大きな影響を及ぼすことになる。

しかしながら、こうした状況は短期間で一変する可能性がある。最終製品のライフサイクルが全般に短期化していることが理由の1つだ。第4四半期(2016年1月−3月期)には、次の新製品を見据えてFA機器の需要が再度動き出す可能性は十分にあり、同社及び同社の顧客筋もその可能性を否定しない。前述のように下期の修正幅が大きくなっているが、これは第3四半期の低水準の状況が第4四半期にも継続するという前提で新予想が策定されているためだ。この点では通期予想には上振れ余地があると弊社では考えている。

費用面では、第2四半期(上期)に引き続き下期にも人員の採用などを行うほか、本社を移転して分散している営業チームの一体化を図る計画で、販管費は第2四半期からさらに増加する可能性が高いと弊社ではみている。同社は今期の業績を下方修正したが、利益の帳尻合わせのために費用計上の先送りなどはせず、当初計画どおりに必要な費用投下を行うというスタンスだ。下期のトピックスとしては12月下旬に予定される本社移転がある。これを機に大田区内の別オフィスにある営業部門を新本社に統合・吸収し、一体化による効率向上を図る計画だ。

同社の事業は、仕入先と販売先の両方の面で、安川電機とオムロンの占める割合が大きい。両社の2016年3月期の業績動向を見ると、オムロンは第2四半期決算が増収減益で、通期予想を下方修正した。安川電機は、第2四半期決算は過去最高の業績となったものの、通期予想は売上高をやはり下方修正した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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